市民会議公開セミナー 一覧 |
■市民会議公開セミナー 「戦時性的被害の記憶の保存」(2004年9月18日) |
今回は伝えられてこなかった「従軍慰安婦」などの「戦時性暴力」の歴史を取り上げます。一枚の写真から、「慰安所」の真実を追究してきた西野瑠美子さん。「女たちの戦争と平和資料館」で過去の戦争における戦時性的被害の記憶をどのように保存し、後世に伝えようとしているのか西野さんに話していただきます。 ●お話し 市民会議共同代表 西野瑠美子さん 『戦場の「慰安婦」』の著者 ■日時:9月18日(土) 14:00〜16:30 ■会場:日本キリスト教会館4階会議室 |
■市民会議公開セミナー「歴史の事実をどう伝えるか」(2004年5月22日) |
靖国神社の説明によれば、遊就館の展示は日本がかかわった過去の戦争や事変は、例外なく自衛戦争であって侵略や加害の戦争ではなかったとされています。歴史の事実に即して本当にそう言えるのでしょうか。靖国神社では何が伝えられ、何が伝えられないのか、西川さんにお話ししていただきます。 |
■市民会議公開セミナー 「歴史的事実」とは(2004年1月31日) |
市民会議公開セミナー「歴史的事実」とは ●お話し 日本女子大学教授 成田龍一さん 『<歴史>はいかに語られるか』の著者 ■日時:2004年1月31日(土) 18:15〜21:00 ■会場:新宿区消費生活センター4F 第1会議室 |
■市民会議公開セミナー フランス植民地主義と現代(2003年10月4日) |
市民会議公開セミナー「過去の克服」シリーズ第3弾として、 『フランス植民地主義と現代』-「克服すべき過去」とは何か-を開催しました。講師は 『フランス植民地主義の歴史』の著者である武蔵大学人文学部助教授の平野千果子さん。広大な植民地を保持したフランスは、フランス革命で奴隷制を廃止しましたが、現代でも海外県と海外領土を持っています。当時、革命派は奴隷制廃止を主張しましたが、植民地を維持しました。むしろ、革命の理念を広めるために植民地化を促進した経緯があるということです。また、第二次大戦ではフランスはドイツに占領され、ド・ゴール率いる亡命政権の基盤は植民地にありました。このように、フランスでは、植民地への贖罪意識は薄いということができます。植民地主義の克服は今後の課題であるということです。 |
■市民会議公開セミナー 東ティモールにおける「過去の克服」(2003年7月5日) |
市民会議公開セミナー「過去の克服」シリーズ第2回目は東ティモールを取り上げました。東ティモールは、ポルトガルの植民地、日本の占領、インドネシアの支配を経て21世紀最初の独立国になりました。独立に向けた住民投票に立会い、難民キャンプにも潜入したジャーナリストの青山有香さんに独立派と併合派に分かれた住民たちの和解のプロセスなどを聞きました。 |
■市民会議公開セミナーポーランドにおける「過去の克服」(2003年3月22日) |
ポーランドにおける「過去の克服」をテーマに3月22日、市民会議公開セミナーを開催しました。「父親は、その場にいたのか -ユダヤ人虐殺・60年目の真相」と題して、イェドヴァブネ事件を取り上げ、NHKスペシャル「沈黙の村-ユダヤ人虐殺・60年目の真相」を上映し、ポーランド史研究家の解良澄雄さんのお話を伺いました。 |